お得な優待の裏技~クロス取引は積み立てNISAよりリスクがない~

こんにちは。

今日は日曜日ということでデイトレではなく、知る人ぞ知るクロス取引(つなぎ売り)について書いてみようかと思います。タダどり優待なんていわれますね!

「クロス取引」とは手数料のみで株主優待が獲得できる方法です。

なんて経験ありませんか?

実はそんなリスクを避けるテクニックがあります。

方法は3stepです。

【①信用取引口座を開設】→【②優待株を信用売り+同時に現物株も買う】→【③権利落ち日に現渡を行う】

初めての人には分かりにくいですよね。

解説していきます。

 

 

  

【①信用取引口座を開設】

すでに証券口座をお持ちの方は、同じ証券口座で開設しましょう。

信用売りと現物買いを異なる証券会社で行うと、手順③ができません。

まだ証券口座をお持ちでない方は、SBI証券楽天証券がおすすめです。

口座開設はもちろん無料ですし、そして何より手数料が圧倒的に安いです。

基本的に取引手数料無料、信用取引での貸株料のみがクロス取引でかかる費用になります。

信用取引ってなに?怖い?と思う方もいるかもしれませんが、クロス取引で使用するだけなので数円~数百円手数料がかかるだけです。

 

 

【②優待株を信用売り+同時に現物株も買う】

ここはちょっと難しいですね。ゆっくり解説します。

まず、すべての株が信用売りできるわけではありません。
そしてクロス取引では「一日信用」は使えません。
「制度信用」も逆日歩という罰金のようなものが取られたりするので、慣れないうちは避けましょう。

今回狙うのは「一般信用」です。

空売りは在庫に限りがあるため「一般信用」で、在庫がとれそうな銘柄を選びます。

一般信用には返済期限が無期限のものと14日のものがあります。

権利落ち日から逆算して14日前には、人気優待銘柄の争奪戦があります。
発注可能時間ちょうどに注文を入れても在庫確保できないときもあります。

例えば4月末の人気優待を狙うとします。

権利付き最終日が4月25日とします。
SBI証券なら4月5日(強制決済を利用するなら4日)の19時丁度に翌日の注文を入れます。

注文は同じ取得単価にするために「信用新規売り」「現物買い」〈成行+寄成〉で発注します。

注意事項が出てきたら了承して大丈夫です。

まとめると、権利落ち日の14日前を狙って、「一般使用の空売り」と「現物買い」を寄成で同時発注できればOKです。

権利確定日に現物株が手元にあれば優待品は貰えるので、空売り在庫次第では日程が遅れても大丈夫ですね。

 

 

 

【③権利落ち日に現渡を行う】

最後の仕上げです。

権利落ち日の4月25日18時ごろ~26日8:59までに「現渡」を忘れずに行います。

(強制決済なら現物の売りを寄成で発注)

以上でクロス取引終了です!

信用取引に慣れていないと難しく感じますが、複雑な操作やテクニックは必要ありません。

あまり人気のない優待であれば前日でも在庫がある可能性もありまし、制度信用でも逆日歩がとられなかったりする事もありますが、慣れないうちは上記手順をお勧めします。

注意点としては、優待の条件をよく確認しましょう。

保有期間の条件、必要な株数、権利確定日は必ず確認しないと、優待が貰えないこともあります。

いかがでしたか?

クロス取引は超ローリスクで優待を手に入れられちゃいます。

ただし会社側からすると、なんちゃって株主に還元することになるので、年々保有期間の縛りが増えています。

気づかれる前に、ぜひ試してみてください!

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